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【症例コラム③】子どもの足に多いトラブル

皆様はお子様の足を注意して診て聞いたりされていますか?

子供の足は日々の成長に伴い、そのトラブルも変化していきます。

・出生直後から診られる先天性内反足や合趾症
・ハイハイをはじめた頃から、つかまり立ちができる頃までに起こる爪の変形
・歩き出したと思ったら他の子よりも転びやすい
・歩き方が他の子と違う
・靴の減り方が左右で異なる
・ウィルス性のイボができたためプールに入れなくなってしまった
・小学校の高学年になっても扁平足のまま
・骨端症により踵や趾の付け根が痛くなる
・中学になり部活動をはじめたころから膝や下腿周辺の痛みの訴えや爪がよく割れたり、痛がる
・指定靴のローファーを履きだしたら足が痛くなってきた
・思春期になり外反母趾が気になってきた

等。

年齢や生活環境によって様々ありますが、1番大事なことは「子供が訴えるサインを見逃さないこと」にあります。

まだ痛みを言葉にできない幼児は、その靴を嫌がったり、すぐに脱ごうとします。

小学生頃には、歩く音がパタパタと大きな音がしたり、足裏にタコ、巻き爪になっていたり爪が食い込んだり(陥入爪)が起きていたりします。

中学生・高校生の年頃になると痛みを素直に訴える子達も多いですが、最近靴が窮屈に感じていないかや定期的に靴の買い替えを促したりと親御様からお声掛けしてあげて下さい。

 

子供の足は2歳までは1年間で約2cm、それ以降は1年間に1cmずつ成長していきます。また、幼児期の足は軟骨成分がとても多く、土踏まずがまだ形成されていない状態(扁平足)なのですが、3歳くらいから骨成分が成長して土踏まずを形成していき、大人と同じ骨格は9歳頃に出来上がります。
この時期の靴選びも重要で、適正な長さと幅の靴を履かせないと、後に足のトラブルを起こす可能性が高くなります。
子供はよほどの痛みが出ないとそのまま放置してしまうため、定期的に足の観察を行っていただく必要があり、1年間に最低でも2回は足のサイズを測定するのがよいです。

足は大切な体の一部で、体を支えるための土台です。成長期を過ぎたら、子供はその足で一生を過ごさなくてはならず、足の成長過程が非常に重要となります。
弊社では、足専門の義肢装具士が足の発育・成長を見守り、健康な足づくりを促すための測定会を行なっています。

足の測定だけでなく靴のフィッティング・調整・靴の選び方等幅広く対応しております。

みなさまが痛みのない健康な足で歩んでいくお手伝いを、少しでもできればと思っております。

また、お子様のより良い足の成長のお手伝いができればと思っております。

 

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